部門長あいさつ | 航空技術部門について | JAXA航空技術部門
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宇宙航空研究開発機構

部門長あいさつ

航空機は私たちの生活に欠かせない社会基盤の一つとなっており、今後もますます利用拡大が見込まれています。また航空機産業は、今後20年間のうちに世界規模で約2倍の成長が期待されています。このような状況において、文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会が策定した「研究開発計画」(2017年2月)では、航空科学技術を国家戦略上重要な科学技術として位置づけ、我が国産業の振興、国際競争力強化に資する研究開発を推進することが謳われました。航空科学技術分野における我が国の総合的研究機関として、JAXA航空技術部門の役割はますます大きなものになってきています。

JAXA航空技術部門では、基礎的・基盤的技術の取組みを土台として、航空環境技術、航空安全技術、航空新分野創造の3本の柱を立てた枠組みで研究開発を進めて参りました。2017年度は、高効率軽量ファン・タービン技術実証(aFJR)、機体騒音低減技術の飛行実証(FQUROH)、災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)などをはじめ、多くの成果を出すことができました。

2018年4月1日からは、新たに第4期中長期計画が始まりました。第3期中期計画の枠組みを保持しながら、エンジンの高温高圧部の要素技術の研究開発、静かな超音速機や電動航空機などの先進技術の研究開発、乱気流検知装置の民間航空機への実装に向けた取り組みや統合シミュレーション技術など、出口を定めたテーマを強力に推進します。これらは非常に競争力の高い差別化技術であり、日本の航空機メーカーの新規市場獲得につながるキーとなる技術テーマです。また、出口を定めたテーマと併行して、新しい技術テーマの仕込みも継続して行います。航空分野はもちろん、多方面の技術分野にも目を向けて、シナジーを活用しながら革新的なテーマを見出す取組みをいたします。

今後も航空産業の振興・国際競争力の強化に貢献するため、研究開発に邁進して参ります。引き続き、皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2018年(平成30年)4月
航空技術部門長  佐野 久

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