宇宙航空研究開発機構

2006年8月 3日アーカイブ

調布飛行場に着陸するJA21ME

13時過ぎ、ヘリコプタJA21MEが調布へ帰ってきました。
21MEは、耐空証明検査の整備と実験機器の追加装備のため、4月から調布を離れていました。

耐空証明検査とは、国が実施する、その航空機の安全や環境への影響などを検査するものです。
基準を満たしている場合には証明が受けられます。ちょうど自動車の車検に相当するものです。
耐空証明は毎年更新が必要ですが、この証明が受けられなければ航空機は飛ぶことができません。
(ただし、航空会社の旅客機など、別規程で整備が実施されている航空機は1年ごとの更新が必要とされません。)

21MEは無事この耐空証明を受け、調布へ帰ってきました。今日から21MEでの作業が始まります。

実験フライト最終日の今日は曇りです。最後の日は気持ちよく晴れて欲しかったのですが、こればかりは仕方ありません。しかも南から雨雲が近づいていて、天気は下り坂だそうです。この時期、アンカレッジ周辺では天気は南側から変わってくるのだそうです。日本とはまたずいぶん違うものです。

カレンダー

2006年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ