宇宙航空研究開発機構

2007年6月27日アーカイブ

ヘリコプタの上で回っているロータの羽根のことをブレードと呼びます。MH2000の場合、長さ6.1mのブレードが4枚付いています。このブレードは、付け根付近が関節(ヒンジ)のような構造になっており、上方向に曲がるようになっています。この曲がった角度のことをフラッピング角と呼びます。フラッピング角は飛行中にパイロットの操縦によって変化し、それによって機体に加わる力の向きが変わるので、ヘリコプタは自由に動き回ったり風に逆らって空中で静止(ホバリング)したりすることができます。MuPAL-εは、ヒンジの中に特殊なセンサが入っており、飛行中のフラッピング角を計測できるようになっています。

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