宇宙航空研究開発機構

2008年11月17日アーカイブ

今回は、無線LANを使って航空機間でデータ通信を行う実験です。
無線LANは既に旅客機で使われ始めています。ただし、地上で駐機している状態で、運航会社のサーバにアクセスして情報をダウンロードする、という使われ方のみで、飛行中は使われません。無線LANは、他の航空機用通信機器に比べて安価で、無線免許が不要なため、導入が容易という利点があります。一方で、電波が微弱(10mW)なため、届く距離が短いのが欠点です。旅客機は高高度で機体同士が長い間隔をとって飛行するため、無線LANで地上や他の機体と通信することはできません。

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