宇宙航空研究開発機構

2011年8月 8日アーカイブ

導入に向け準備を進めているジェット飛行実験機「飛翔」は、これまでアメリカで実験用航空機としての機体の改造と、改造した航空機を飛行させるための追加型式証明を取得するための作業を進めてきましたが、アメリカでの作業を完了したため、8月4日から5日にかけて日本国内へ空輸しました。
現在「飛翔」は日本飛行機株式会社 航空機整備事業部の工場内(神奈川県大和市)にあり、今後計測機器の搭載や、日本国内で飛行するための型式証明の取得などの作業を行い、平成23年度中にJAXA名古屋空港飛行研究拠点(愛知県豊山町)へ配備する予定です。

アメリカで試験飛行中の「飛翔」

ジェット飛行実験機(ジェットFTB:Flying Test Bed)「飛翔」とは

現在JAXAではヘリコプターやプロペラ機の実験用航空機を所有していますが、「飛翔」はジェット機の実験用航空機です。 「飛翔」を用いた飛行実証技術の研究開発を通じて、今後の次世代航空科学技術の発展、国産ジェット旅客機の開発や先進技術の飛行実証に活用することを目的としています。

カレンダー

2011年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のブログ記事

アーカイブ