Aeroengine test facilities
航空エンジン試験設備

航空機用ジェットエンジンを構成するファン、圧縮機、燃焼器等のモジュールについて、地上試験をさまざまな条件で行える試験設備を保有し、一部を供用設備として公開しています。

地上エンジン運転試験設備

航空機用ジェットエンジンを地上静止条件で運転し、研究開発のための各種試験を行います。地上エンジン運転試験設備と、エンジン要素技術実証のための技術実証用ターボファンエンジンを整備しています。

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高空性能試験設備

超音速試験機用ターボジェットエンジンの地上試験のため、2001年に建設された設備で、上空を飛行中の状態を地上の設備で作り出し、その中でエンジン等の運転試験を行います。

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回転要素試験設備

ファンや圧縮機を要素単体で試験を行う電動機駆動の設備です。大出力の電動モーターと増速機を使って、高速回転して非常に高い圧力を生み出す高圧圧縮機の駆動力を発生させることができます。

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高温高圧燃焼試験設備

ジェットエンジンやガスタービン等の燃焼器、その要素技術を高温高圧条件で試験し、燃焼性能、排気特性、冷却性能等を評価する試験設備です。最高圧力が5MPa(メガパスカル)の高圧A系・B系と、1MPaの中圧系の計3系統あります。

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環状燃焼器試験設備

ジェットエンジンの環状燃焼器など大流量の空気を必要とする燃焼器を高温高圧条件で試験し、燃焼性能、排気特性等を評価するための試験設備です。

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実エンジン環境材料試験設備

実際のジェットエンジンと同等の使用環境で、新材料の寿命評価に必要なデータを取得できます。得られたデータはエンジンの燃費向上設計に役立ち、CO2排出削減に結び付きます。

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回転タービン試験設備

オープンループ型のタービン回転試験用大型試験設備で、実機スケールのタービン要素にも対応できます。

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エンジン材料構造評価試験設備

複合材や積層造形材等のエンジン先進材料の実用化のために、材料レベルから部品・要素レベルの実証試験を行う試験設備群です。

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汎用空気源設備

環状燃焼器試験設備、高温高圧燃焼試験設備などの試験設備や、各種小型研究装置で使用する空気を供給する設備です。3台の空気流量と圧力レベルの異なった空気圧縮機があります。

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騒音試験設備

無響室と無響風洞があります。無響室では小型ノズルによる非加熱ジェットの騒音と排気計測を行えます。無響風洞は、空力騒音試験のほか、模型エンジンを使った加熱ジェットの騒音と空力性能試験ができます。

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