環状燃焼器試験設備

環状燃焼器試験設備供試部

環状燃焼器試験設備供試部

ジェットエンジンの環状燃焼器など大流量の空気を必要とする燃焼器を高温高圧条件で試験し、燃焼性能、排気特性等を評価するための試験設備です。回転機構による環状燃焼器出口の温度、圧力、ガス成分濃度(窒素酸化物等)の分布の計測、内視鏡による燃焼器出口を通した火炎観察が可能です。

空気源 前段圧縮機: 720kW 2台、1,140kW 1台、2,240kW 1台、930kW 1台
後段圧縮機: 10,000kW 1台
単独運転試験
(後段圧縮機のみの運転による試験)
最高圧力: 0.8Mpa
最高空気温度: 673K
最大空気流量: 8.5kg/s
シリーズ運転試験
(前段圧縮機、後段圧縮機の2段階運転による試験)
高圧力: 1.8Mpa
空気温度: 753K
最大空気流量: 18.5kg/s
完成年度 2006年度改修(1975年度整備)