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宇宙航空研究開発機構

空力技術

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2018年6月18日

JAXA遷音速風洞で行った「NASA CRM模型風洞試験の高品質データ取得・公開」の取り組みが日本航空宇宙学会技術賞を受賞

NASA CRM(Common Research Model)80%縮尺模型を使用して、JAXAが遷音速風洞で行ってきた高精度試験データを取得し、国内CFDワークショップ・APC(Aerodynamics Prediction Challenge)にて公開した取り組みが評価され、第27回(2017年度)日本航空宇宙学会 技術賞(基礎技術部門)を受賞しました。

JAXAの「2m×2m遷音速風洞」は、1960年の竣工以来、日本の代表的な風洞の一つとして多数の航空宇宙機の開発に使用されてきました。この風洞において、遷音速旅客機の世界的な標準形状である「NASA CRM」を用いて得られた空力特性は、世界の有力な風洞のデータと組み合わせて使用できると共に、世界トップクラスのCFD(数値流体力学)結果との比較もできるため、国内のCFDの能力を向上させるための貴重な検証データとなりました。

これらの技術は、JAXAが2003年から蓄積してきた2m×2m遷音速風洞の精度向上に係る取り組みの集大成であり、今後も活用されることが期待されます。

JAXAの2m×2m遷音速風洞(構成図)

JAXAの2m×2m遷音速風洞(構成図)
拡大図

2m×2m遷音速風洞に設置されたNASA CRM

2m×2m遷音速風洞に設置されたNASA CRM



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