複合材料試験標準化の推進

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2015年9月18日

JAXAが提案したセラミックス基複合材料(CMC)試験方法がJIS規格に

一般財団法人日本規格協会発行のJIS規格冊子

JAXAと一般社団法人日本ファインセラミックス協会(JFCA)が共同で提案していたセラミックス基複合材料(CMC)に関する二つの試験方法「長繊維強化セラミックス複合材料の高温における圧縮特性の試験方法」と「長繊維強化セラミックス複合材料の高温における引張クリープ特性の試験方法」が、2015年5月にそれぞれ日本工業規格(JIS)の規格(JIS R1721、R1723)として発行されました。
今回採用された2件は、2010年度から技術的な検討を開始し、2013年10月に原案を作成したものが認められたものです。標準規格として認められるためには、JIS化、ISO化それぞれで3~5年も要しますが、日本の航空機産業の発展に貢献できるよう、今後も標準化を目指した活動を行っていきます