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宇宙航空研究開発機構

ナノカーボン機能性複合材料

カーボンナノチューブ(CNT)とグラフェン(Graphene)は、カーボン同素体中でも優れた力学特性(強度、弾性率)及び多機能性(高熱伝導、電気伝導等)のため世界的に注目されており、それらを利用した複合材料は既存の複合材料に比べて軽量かつ高い特性を現すため、世界各国で積極的に研究開発が行われています。
JAXAでは、カーボンナノチューブ(CNT)とグラフェン(Graphene)の単体を用いて複合材料化するだけではなく、他の金属物質等とのハイブリッド化により、強化材特性を向上あるいは新しい特性を付与し、さまざまな分野に応用可能な多機能性複合材料の創製に関する研究を進めています。
その一環として、金属ナノ粒子とのハイブリッド化することで、高感度小型センサーやソーラスペックトラム変換フィルム等、ナノ複合材料の新たな分野への実用化に向けた技術確立を目指しています。本研究は将来の航空機、宇宙輸送システム、人工衛星、電子材料分野など産業界への応用も期待されます。

図1: 高感度小型センサー用CNT-金属ナノ粒子の複合体及びその電気的特性


図2: ソーラスペックトラム変換フィルム用金属ナノ粒子とハイブリッドフィルムの光学的特性

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