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宇宙航空研究開発機構

ひずみと振動に関する革新計測技術

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2015年3月25日
Lamb波による非破壊検査手法の実証実験をMaVESで実施

航空機の損傷検査を広範囲で効率的に可能とするために、Lamb(ラム)波による非破壊検査手法の研究を、芝浦工業大学および北海道大学と共同で実施しています...[続く]

航空機の開発・運用には効率的な構造特性計測技術が欠かせませんが、現在のひずみ計測では、多量の配線が必要であり、計測コストの削減や開発の効率化、航空会社から航空機運用時の整備効率化のために、ひずみのリモート計測技術が望まれています。

非接触振動計測技術

従来は固有振動モードを同定するのに加振力計測が必要であり接触式の加振が必要でした。接触式加振法は振動特性に影響を及ぼし、計測精度を落としているのが現状です。
本研究では、非接触で加振し、従来の振動特性計測手法よりも精度が高く、より容易に計測できる振動計測技術を開発します。

有限要素法解析による振動固有モード

非接触加振計測による振動固有モード

ひずみリモート計測技術

本研究では、従来のホイートストンブリッジ回路と異なり、アンプが不要で電池駆動かつ小型化が可能な発信回路をひずみ計測に用います。
まずは、センサーの核となる回路を用いたプロトタイプ(ただし有線)を開発し製品化に向けた技術実証を行い、将来的には従来型ひずみセンサーの代替製品となりうるリモート計測可能なセンサーシステムを開発し、航空宇宙分野のみならず、他分野へのセンサーシステムの普及を狙います。

損傷広域モニタリング技術

従来の超音波検査に比べ、平板や棒状構造の物体を減衰が少なく長霧を伝播する特性があるLamb波(超音波弾性波)を用い、非接触加振・非接触計測により構造損傷を広範囲に、さらに短時間でモニタリングするための計測・同定技術を開発します。

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