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宇宙航空研究開発機構

熱可塑性複合材料の成形品質に関する研究

現在、航空機で主に用いられているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)は熱硬化性のもので、成形に必要とされる準備工程や設備が高コストであるため、コスト削減は容易ではありません。
そこで近年は成形が容易な熱可塑性のCFRPなどの複合材料が注目され始めており、各国で研究開発が進められています。しかし航空機の構造材料としては、品質に課題が残されています。
JAXAは、成形中の熱可塑性複合材料の挙動を詳細に把握することに挑戦し、成形プロセス(圧力、温度)と成形品質(結晶化度、残留ひずみ、内部の繊維ずれ、板厚等)の相関性を明らかにします。これにより将来的には熱可塑性複合材の品質を向上させ、適用拡大に貢献します。そして従来の熱硬化性複合材料を中心とした日本の航空機複合材料ビジネスに大きく幅を持たせ、今後の国際的な競争力維持に寄与します。

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