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宇宙航空研究開発機構

D-SENDプロジェクト/静粛超音速機技術

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2009年8月31日

静粛超音速研究機アンテナパターン試験を実施

JAXAでは超音速旅客機が発生する衝撃波による騒音(ソニックブーム)を低減する技術を開発するために、静粛超音速研究機という無人機の設計を進めています。
2009年5月から7月にかけて、富士重工業宇都宮製作所で、静粛超音速研究機のアンテナパターン試験を実施しました。この試験の目的は、研究機と地上の間で電波による通信が成立するように、アンテナの個数や配置を決めるためのデータを取得することです。
実機を約1/4に縮小した模型に電波を照射し、模型に埋め込んだアンテナで受信した電波の強さを計測しました。模型が茶色なのは表面に導電性の塗料を塗っているためです。試験室の壁は電波吸収体で覆われており、周囲の電波の状態を空中と同じにします。試験では模型の姿勢を変えて計測を繰り返し、電波の到来方向に対する強度の分布図を作成しました。これをアンテナパターンと呼びます。得られたアンテナパターンは、研究機の設計に活用されます。

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