気象情報技術

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2013年4月16日

2014年1~2月に成田空港で後方乱気流の計測試験を実施

2014年1月8日から2月14日に、成田空港を離着陸する航空機の後方乱気流を計測する試験を行いました。
成田空港周辺に、レーザー光を使って乱気流を計測できる風計測ライダーや離着陸する航空機の位置・速度がわかるADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)受信機、監視カメラなどからなる「後方乱気流計測システム」を設置し、前回2013年11月に行った試験と合わせて、約2,500機の後方乱気流を計測しました。
今後は、得られたデータを元に、後方乱気流を予測するシステムの精度を高めていくとともに、その予測に基づいて算出した航空機の安全な離着陸間隔が、本当に妥当だったかどうか(=後方乱気流が残留していなかったか)の検証を行っていきます。