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宇宙航空研究開発機構

構造技術

非接触加振計測による振動固有モード

航空機・宇宙機は、軽量でありながら、かつ強度もあり、更には過酷な運用環境での耐久性も求められます。JAXAではそのような運用環境に置かれる航空機・宇宙機構造の信頼性向上、機能化を目的とした研究開発を行います。またその成果を活用して、JAXA内外のプロジェクトへの協力も積極的に行っています。

極限環境下における複合材料構造に関する研究

アブレーション複合材料構造へのマルチスケール・シミュレーション技術の適用

アブレーション複合材料構造の熱的・力学的な環境における現象に基づく詳細なシミュレーション技術を適用し、材料のミクロな挙動から構造全体のマクロな挙動までを網羅する解析手法を実現することを目指します。

極低温燃料タンク用複合材料の対漏洩設計技術

極低温複合材料製燃料タンクの実用に向け、極低温環境下でも漏れにくい、もしくは漏れない構造を設計し製作・評価することで設計技術の蓄積を図っていきます。

構造振動に関する研究

柔軟構造物の時変系モデリング

柔軟構造システムの時変系・非線形系としてのシステム同定理論の構築を行い、大型展開構造物や可動展開構造物を持つ大型柔軟衛星の軌道上ダイナミクスを時変系として同定する手法を開発し、次世代の大型柔軟衛星開発に展開できる軌道上柔構造特性評価技術の確立を図ることを目的とします。

空力弾性制御の高度化

空力弾性問題における空力、構造等の非線形特性を把握し、数値解析技術の精度向上を図りつつ、より忠実な制御対象モデル構築して空力弾性能動制御系を設計します。

革新的計測技術に関する研究

非接触振動計測技術

非接触で加振し、加振力を推定することにより固有振動モードを同定します。従来の計測法での固有振動モードに対応した全ての固有振動モードを推定し、従来より精度が向上(解析値に近い値)した固有振動数を得られることを目指します。

ひずみリモート計測技術

従来型ひずみセンサーの代替製品となりうるリモート計測可能なセンサーシステムを開発し、航空宇宙分野のみならず、他分野へのセンサーシステムの普及を狙います。

光ファイバセンサーの適用分野拡大

航空機の機体状態をリアルタイムに把握するためにOFDR-FBGによるひずみ計測の計測速度の向上・温度環境変化への対応を行い、安定した計測技術の確立を目指します。また水素漏洩検知のためのヘテロコアセンサーに関して、低温環境下・低圧環境下での検証を進め、更に多点計測技術の確立も図ります。

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