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宇宙航空研究開発機構

小型無人機の任務能力拡大技術

広域のリモートセンシングや物資輸送、悪天候下の捜索任務など様々なニーズ/ミッションに対して小型無人航空機の利用を可能とするため、離着陸時の運用性と飛行範囲とを両立するVTOL(垂直離着陸)技術や、固定翼機の耐候性、飛行安全性向上につながると期待される新しいモーフィング翼技術の研究開発を行います。

小型VTOL無人機技術

マルチコプターやヘリコプターのようにどこでも離着陸でき、かつ広範囲、長時間な飛行が可能な無人航空機として、これまで研究してきたQTW(4発ティルト・ウィングVTOL機)をベースに、無人航空機に最適化したシステムの研究開発を行います。

4発ティルト翼VTOL小型技術実証機(McART3)

モーフィング翼技術

現在の小型無人航空機の欠点である乱気流環境下でも飛行可能にし、高迎角・低速時でも安定して着陸できる革新的無人機技術として、翼列開閉型モーフィング翼の研究開発を進めています。すでに風洞試験では失速迎角を40度程度まで遅らせることができることを確認しています。これは離着陸時、最低速度で飛行しても失速までの安全余裕が十分にあることを意味し、乱気流中での横転(ロール不安定化)を防止することもできます。離着陸距離は従来機の半分程度で済み、長大な滑走路を必要とせず、狭いエリアでの発進・回収が可能となります。

左写真:モーフィング翼(開閉機構確認用模型)
右写真:迎角38度での風洞試験スナップ(右翼は固定翼形態で迎角16度で剥離)

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