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宇宙航空研究開発機構

滞空型無人機技術

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2015年3月25日

高高度滞空型航空機を想定した高空過給エンジンの運転試験を実施

レシプロエンジンを使った高空過給エンジンの試験装置

2015年3月、JAXA調布航空宇宙センターにおいて高空過給エンジンの運転試験を実施しました。

航空機用のエンジンとしては、小型で高出力なガスタービンエンジンを用いることが一般的ですが、JAXAでは長時間滞空が可能な無人航空機のエンジンとして、レシプロエンジン(ディーゼルエンジン)を検討しています。レシプロエンジンはガスタービンエンジンよりも重いものの、燃費が良いという特徴があり、長時間の飛行でも搭載燃料が少なくて済むという利点があります。

今回の実験では、空気の薄い高高度での飛行を想定し、エンジンへ送り込む空気の密度を上げる2段の過給器(ターボチャージャー)を追加した軽飛行機用のレシプロエンジンを試作し、高高度を再現した気圧の低い環境での運転試験を行いました。
今後、今回の試験やシミュレーションで得られたデータにより、検討中の高高度滞空型無人航空機用として十分な出力が得られているかどうかの検証を行います。

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