宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε 着陸レーダフィールド試験@熊本4日目

熊本入りして以来、連日晴れの日が続いています。


今日もがんばって飛ぶぞ!

今日はこちらに来て2回目の飛行試験です。空港滑走路上で4本の水平飛行と1回のホバリングをおこなった後、阿蘇へ向かいました。


今回のホバリングポイントはここ。スポーツ公園と呼ばれている場所にある農道離着陸場です。

前回と前々回の阿蘇は野焼きの季節で牛たちは牛舎の中でしたが、今回はどこまでも歩いていける広~い牧野で放牧中。阿蘇市役所農政課の方を通して、事前に牧野組合長の方々に今回の試験へのご理解とご協力をお願いしました。


白コース下の牧野で放牧されている牛たち。阿蘇名物の赤牛です。「おいしそ~」という声が聞こえてきそうです。

阿蘇では、通称"赤コース"と、新しく加えた"白コース"でレーダ動作チェックおよび地形と放牧状況の視察をおこない、試験に必要な高度で飛んだときに牛たちがびっくりしないことも確認できました。
飛行後は取得したデータを地上のPCに落とし、内容を検討します。


データをプロジェクタで投影して議論。


エプロンと滑走路の間にあるゲートは崇城大学所有の航空機とMuPAL-εの離発着があるときだけ開きます。


そのゲートは、離陸前と離陸後、着陸前と着陸後の計4回、このように人力で開け閉めします。動き始めるまでが重いのです。


整備支援のIさん。MuPAL-εが飛び立った後、リクエストに応えてくれました。くまちゃんのお耳みたいで可愛いです。

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