宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε 着陸レーダフィールド試験@熊本6日目

昨日の熊本の空は朝から曇りでした。なぜ曇りだったか?
それは、昨日はデータ解析日でMuPAL-εが飛行する必要がなかったからです。

我らが実験主任は超晴れ男(2007年3月20日実験用航空機レポート参照)。「う~む...」というような天気予報が出ていても、彼が必要とすれば必ず晴れます。そして、その空を見て私たちは「やっぱりね」とつぶやくか、彼の顔を見てニッコリ(ニヤニヤ?)笑うのです。
さて、今日は飛行試験が予定されていた日。お天気はもちろん晴れです!


飛行前のコネクタ部チェック。こういう体勢でレーダの裏側の接続を確認します。

土曜日お昼の熊本空港は旅客機やら小型機やらが立て続けに離着陸。崇城大学空港キャンパスの格納庫前にあるエプロンからも、養護学校の子ども達を乗せた小型飛行機(写真参照)がボランティアの遊覧飛行をするために何度も往復していました。
格納庫前のエプロンに4機が勢揃い。カッコイイです。

2機同時に離陸準備。この後、更に1機が出てきました。

MuPAL-εはそれを横目に見ながらまずは阿蘇へ向かい、戻ってきて空港がすいた時間に滑走路上での試験をこなしました。


予定していた試験項目をほぼ全部こなして帰還。


フィールド試験初参加で今日が初フライトのK君。真ん中席で後ろを向きながら2台のPCを操りました。降りてきたときの彼の顔は出発前より凛々しかったです。


Iさん曰く「航空掃除士」。MuPAL-εを格納庫にしまう前からブレードの拭き掃除を始めていました。

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