宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε、電磁干渉試験/一般公開準備

SAVERH2011の飛行実験にむけて、機材を機体に積み込み、取り付ける作業を行ってきましたが、昨日でそれもすべて完了しました。
そこで今日は朝から、電磁干渉試験(EMI)を行いました。

機体に載せた実験機材が、母機(ヘリコプタ)の計器類に悪影響をおよぼさないか、逆に、実験機材が母機から影響を受けないかを調べる試験です。
問題の機材がどれなのかを知るため、実験機材すべてを同時に起動させるのではなく、順番にひとつひとつ電源を入れていきます。
コクピットにはパイロットや整備士が乗って、計器類に異常がないかを確認します。


約30分をかけて、EMI試験は無事終了。
母機に悪影響を及ぼすような問題は見つかりませんでした。
この結果を航空局に報告し、許可がおりるのを待ちます。


そのあと格納庫では、一般公開に向けた準備が行われました。
天気予報では、日曜の朝は雨が降るかもしれないとのことなので、今年は格納庫内で、飛行機たちを展示することになりました。

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今年はMuPAL-αが実験出張中でいません。他の3機を、よくご覧いただけるように並べ替えました。
機体の埃を払い、床を掃除して、機体の前にそれぞれ紹介用のパネルを並べて、準備は完了しました。

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