JAXA宇宙科学研究本部(http://www.isas.jaxa.jp)では5年前から月惑星探査機搭載用の着陸レーダを開発しています。
着陸レーダとしては5回目の、そして熊本では今年の3月に続いて3回目のフィールド試験が今日から始まりました。特に今回は、BBM(Bread Board Model)からEM(Engineering Model)に移行するための重要な試験となります。
(前回のフィールド試験については2007年3月12日~3月22日実験用航空機レポート参照)。
午後1時、MuPAL-εが崇城大学空港キャンパスのエプロンに無事到着。他のメンバーも前後して熊本入りです。
熊本空港を降りると、初めてのときのワクワクドキドキ感は薄い代わりに「帰ってきた」という感慨が湧いてきました。初日の作業は、まずは居室作り、続いて機材コンテナを開けてセットアップです。みんなそれぞれの持ち場で明日からの試験に備えます。
試験コースの位置情報を入力中のFさん。
今回の整備支援はIさんです。
FPGA(Field Programmable Gate Array、何度でもプログラミング可能な集積回路)書き込み前にデータを確認。
今回初参加は整備支援Iさん、レーダ担当Oさん、アンテナ担当K君。熊本での試験の日々を堪能してくださいネ。
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