2日続けて雨になっていた三鷹ですが、今日18日は、ひさしぶりに良いお天気が戻りました。
今日は、年に一度の研究所一般公開です。
このイベントは、文部科学省の科学技術週間にあわせて毎年行っているものです。JAXA調布航空宇宙センター(調布市深大寺)のご近所さんの、海上技術安全研究所、電子航法研究所、交通安全環境研究所も一緒に一般公開をします。
朝9時、ハンガーでは飛行機たちの展示準備が始まりました。
あらかじめ付けておいた地面の印に合わせて、機体を並べていきます。
10時、開場です。
少しずつ、お客さんが増えてきました。
ヘリコプタMuPAL-εは、今年はハンガーの中での展示です。
今年のMuPAL-αは、いつもと少し違った格好です。
お気付きでしたか?
機体の左側面に、ライダの窓がくっついています(でっぱっているところ)。
ライダの実験の間だけ、この姿になります。今年はちょうど、実験期間中だったので、ライダ姿のままで展示していました。
一方、飛行シミュレータでは、毎年恒例の操縦体験をしていました。
2台の飛行機型シミュレータを使って、羽田空港と調布飛行場への着陸を体験していただきました。
ちなみに、みなさんに操縦していただいた飛行機はMuPAL-αでした。
シミュレータの隣では、無人機の展示もありました。無人機の展示は今年が初めてです。
午後4時の閉場まで、たくさんの方にご来場いただきました。
実は、実験用航空機3機(クイーンエア、MuPAL-α、MuPAL-ε)と実証機1機(ボナンザ)の合計4機全員が、一般公開日に勢揃いしたのは今年が初めてでした。
来年は、どの機体がお待ちしているか分かりませんが、楽しみに、ぜひお越しください。
※JAXA調布航空宇宙センターでは、随時、ご見学を受け付けています。詳しくはこちら。
東京都調布市と三鷹市にあるJAXA施設の一般公開は毎年4月に行われますが、筑波や相模原など、全国にある他のJAXA施設も、春から夏にかけて順次、一般公開をしています。一般公開の日程はこちらのページでご覧いただけます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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