宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε 着陸レーダフィールド試験@熊本2日目

今日は熊本での初飛行です。レーダの動作確認を目的に、熊本空港滑走路上空を高度を変えて定速飛行しました。空港滑走路での試験については前回同様、熊本空港事務所にご協力いただきました。

離発着の少ない時間帯を見るために、今回もこのような表(次の写真参照)を作りました。パイロットのSさんと実験主任に活用してもらっており、作った甲斐があったというものです。


離発着の少ない時間帯が一目瞭然!

飛行試験と並行して、今回新たに設定した通称"白コース"を地上から視察しました。コース両端の目標地点には米塚と高塚という名称の塚があります。地形図を見ていると、他にも"塚"が付く1000mに満たない小山があちこちに点在していることがわかったり、おもしろい発見がいろいろあります。


高塚727.3mです。

飛行後はアンテナを外して、レーダが出ている方向を再チェックしました。アンテナから出ている電波のビームは目には見えないので、スペクトラムアナライザ(略称スペアナ)でレベルを確認します。


視線の先にはスペアナのディスプレイがあります。

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