朝から快晴の今日、格納庫では作業が始まっていました。
これからMuPAL-α(JA8858)が仙台空港へ向けて出発します。
MuPAL-αの特徴、鼻先のノーズブームが付いていません。実験フライトのときには、いつもブームが付いているので、付いていない姿はなかなか新鮮です。
MuPAL-αは毎年恒例の耐空検査と、それに伴う整備点検作業を受けるために、仙台空港そばの整備工場に入工します。
耐空検査は、自動車でいうところの"車検"です。JAXAの実験用航空機たちは全員、1年に1回、この検査を受けることになっています。
トーイングカーにひかれて、調布飛行場のなかに入っていきました。
MuPAL-αが調布に戻ってくるのは9月以降になる予定です。
午後、今度はボナンザ(JA36AK)が調布へ帰ってきました。
MuPAL-αが仙台へ出発したのと入れ違いです。
トーイングカーにひかれて、飛行場から研究所へ帰ってきました。
ボナンザは昨年2011年の12月19日に、耐空検査を受けるために宮崎空港へ向けて出発しました。それから半年以上ぶりの再会です。
最後は、ボナンザらしく、人力でプッシュバックされて、格納庫に入りました。
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