毎年この時期には、サマーサイエンスキャンプが行われます。
サマーサイエンスキャンプとは、高校生を対象としたもので、全国の大学や企業の研究所・研究機関などを訪れ、その施設や設備を使っての実験や実習を通して現場を体験してもらうプログラムです。
(サイエンスキャンプの詳細はこちら : http://ppd.jsf.or.jp/camp/index.html)
ここJAXA調布航空宇宙センターも、サイエンスキャンプの会場のひとつになっています。
3日間をかけて、いろいろな研究分野をめぐり、その場その場でさまざまな体験をしてもらいます。
飛行技術研究センターでは、飛行機の飛ぶ仕組みについてのセミナのあと、シミュレータの操縦体験と航空機の見学を行いました。
格納庫にいる機体それぞれについて(あいにく、MuPAL-α(JA8858)は不在でしたが)、パイロットが紹介を行いました。
クイーンエア(JA5111)では、参加者のみなさんにコクピットに座って操縦桿を動かしてもらいました。まえもって翼の近くに小型カメラを取り付けておいて、その映像をコクピットで見ることができるようにしておき、操縦桿を動かすことで飛行機の翼が動くことを確かめてもらいました。
この3日間が、参加者のみなさんにとって、何かのきっかけになってくれればと毎年感じています。
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