宇宙航空研究開発機構

ボナンザ、仙台へ

ボナンザが今日、仙台へ向けて出発しました。

研究所に来る前は調布飛行場内の整備工場に入っていましたが、今度は仙台空港内の整備工場にお世話になります。今回の仙台入りの目的は、機体の修理改造です。

今回の修理改造では、具体的には、機体の通信装置の取り付けと、その通信でやりとりされる情報を表示するモニタとの取り付けが行なわれます。

2006年のアラスカCAPSTONE飛行実験のなかで、ボナンザは、地上とのデータ通信/他の機体とのデータ通信がスムーズにできるかどうか、実際に上空で通信して状況を調べる飛行実験を行ないました。2006年7月24日、2006年9月25日、2006年9月30日などの「UATデータ取得」実験がそれです。

そのときと同じ実験を日本の空でも行なえるように、ボナンザにも通信装置を取り付けることになりました。アラスカのあるアメリカと、日本とでは、航空機の通信方式が違うので、新たに日本用に装備する必要があります。また、通信で得られた情報をパイロットに表示するモニタも必要です。これらの工事のための整備工場入りです。

ボナンザが調布に帰ってくるのは来年の予定です。

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