航空機ライフサイクルDX(CHAIN-X)コンソーシアム

トピックス

コンソーシアムの目的

近年、多くの分野でDX技術を活用した取り組みが推進されています。航空業界においても、欧米ではデジタル技術を活用した航空機設計・整備の効率化等が既に始まっています。我が国の航空科学技術分野においても、航空機の設計・認証・製造・運用・廃棄というライフサイクル全体をDX技術により効率化、高速化すべく研究開発を進めています。このようなライフサイクル全体にわたる多分野の研究開発を迅速に行うには、航空分野とDX分野のステークホルダが協調することが不可欠であり、航空機ライフサイクルDX(CHAIN-X)コンソーシアムはその中心的な役割を果たします。

本コンソーシアムにおいては、サイバー空間での協働が可能となるDX拠点を構築し、各機関の強みを組み合わせたDX技術の実証、ベストプラクティス・メリットの共有を行うことにより、我が国の航空産業の国際競争力強化と将来のDX人材の育成を目指します。

名称:航空機ライフサイクルDXコンソーシアム
英文名称:CompreHensive Aviation INnovation by digital TRANSformation(CHAIN-X:チェインエックス)

コンソーシアムの目的

コンソーシアムの事業内容

  • 将来ビジョン、ロードマップ等の策定
  • Tier1事業の競争力強化、高付加価値化、事業拡大へのDX技術の活用検討
  • 国内外の情報収集及び本コンソーシアム内での共有
  • オープンフォーラムの開催等による情報発信、広報・啓発活動
  • 航空機DX拠点に関する技術の開発および適用、成果のアーカイブ化
  • 航空機DX拠点の検討・構築・運用
  • 産学官のニーズ・シーズマッチングによる研究立案
  • 外部資金導入の促進
  • 将来の民間移行に向けた準備等必要な事項

コンソーシアムの体制

代表:

JAXA航空技術部門航空イノベーション統括が務める。

運営委員会:

運営方針の決定、将来ビジョン・ロードマップ等の検討及び策定、総会の企画及び開催、オープンフォーラム等の企画、DX拠点の運用に必要な事項の意思決定を行う。運営委員会は代表、及び会員のうち規約の別表に掲げられた者で構成する。また、省庁、業界団体、大学等のステークホルダをオブザーバーとすることができる。

会員:

運営委員会の推薦、もしくは法人及び団体からの入会申請に対して代表が承認することで会員になる。会員限定情報へのアクセスや総会への参加が可能となる。

専門分科会:

特定のテーマに関する会員相互の意見交換及び連携協力の推進を目的として、必要に応じて会員により設置される。当該分科会は、活動の進捗状況を運営委員会に報告するよう努める。

航空機ライフサイクルDX(CHAIN-X)コンソーシアム

コンソーシアム参加会員(2024年3月25日時点)

会員募集要項(2024年3月25日改訂版)

注意:会員募集要項については、申込日時点での最新版をご利用ください。

コンソーシアムへの入会方法

本コンソーシアムへの入会を希望される方は、航空機ライフサイクルDXコンソーシアム規約に同意の上、会員募集要項3ページ目の入会申請書に必要事項を記入して以下の宛先にメールをお送りください。

メール送付先:
chain-x_sec★chofu.jaxa.jp
※上記★記号を@記号に置き換えて下さい


2024年3月25日更新