海外との連携

トピックス一覧へ

2015年12月14日

中橋理事がIFAR(国際航空研究フォーラム)議長に就任―第6回年次会合開催―

10月6日から8日にかけて、国際航空研究フォーラム(International Forum for Aviation Research: IFAR)の第6回年次会合がNASAのエイムズ研究センター(米国カリフォルニア州)で開催され、IFARに加盟する世界の21の公的航空研究機関のトップが一同に会しました(加盟26機関中)。今回の会合では、航空機による環境への影響、石油に代わる代替燃料、世界的アプローチによる航空交通管理、超音速航空機のソニックブーム低減等の重要技術課題や持続性のある組織運営システムの構築などについて議論が行われました。また、年次会合の締めくくりには、IFAR議長のNASAシン航空担当局長から、副議長であったJAXA中橋航空担当理事への議長交代が承認されました。JAXAは今後2年間議長の任にあたり、新たに副議長に就任したNetherlands Aerospace Centre(NLR, オランダ)のマイケル・ピータース代表と共に、IFARのますますの発展に向けた運営を主導していきます。次回の年次会合は、韓国航空宇宙研究院(KARI)がホストとなり2016年秋に韓国デジョン市で開催される予定です。

IFAR議長に就任した中橋理事兼航空技術部門長

年次会合での集合写真

(参加機関: ATI(イギリス), BME(ハンガリー), CAE(中国), CeiiA(ポルトガル), CIRA(イタリア), CSIR(南アフリカ), CSIRO(オーストラリア), DLR(ドイツ), FOI(スウェーデン), IAE(ブラジル), ILOT(ポーランド), INCAS(ルーマニア), KARI(韓国), METU(トルコ), NASA(アメリカ), NLR(オランダ), NRC(カナダ), ONERA(フランス), VKI(ベルギー), VZLU(チェコ), JAXA(日本))