第4回学際領域における分子イメージングフォーラム
2003年度に終了した機能性分子による熱流体センシング技術の研究開発(MOSAIC)プロジェクトは、JAXA ARDと産業、大学、その他研究機関と連携して多くの成果を収めました。
MOSAICプロジェクトで鍵となった機能性分子を用いた流体計測は、プロジェクト終了後なお高いポテンシャルを秘めています。
本フォーラムは昨年の第三回に引き続き、機能性分子を用いた画像計測から流体の物理量を面計測する手法に焦点をあて、それを開発する側と応用する側の研究者が、最新の研究成果を発表し、議論する場となることを目的としています。
また、この研究に関係する著名な研究者を招聘して、新しい研究の方向性や研究の新領域を探ることを目的としています。
今年度で4回目となる本フォーラムでは、主催者であるJAXAから流体グループ長も講演者として参加させていただきます。
今後JAXAが目指す分子イメージングの可能性について開発側に問題提起し、応用側としてのチャレンジについて講演する予定です。
※当イベントは終了いたしました。開催報告はこちらからご覧いただけます。
- 小野高幸先生 (東北大学大学院 理学研究科)
『かぐやが拓く月惑星内部のイメージング観測』 - 亀井宏行先生 (東京工業大学大学院 情報理工学研究科)
『地下遺構の可視化』 - 菊地 章先生 (株式会社 ナックイメージテクノロジー)
『超高感度デジタルハイスピードカメラ MEMRECAM GX-1Plus』 - 和田雄二先生 (東京工業大学大学院 理工学研究科)
『発光過程をナノホストにより操る - センシングへの利用可能性』 - 髙木正平 (JAXA研究開発本部 流体グループ)
『JAXA分子イメージング技術の現状と将来への期待』
- 開催日
平成20年10月9日(木) 10:00~17:00 - 開催時間
10:00~17:00 - 開催場所
早稲田大学国際会議場 新宿区西早稲田1-20-14 - 発表形式
招待講演5件+ポスターセッション20件程度(一般口頭講演はなし) - 刊行
JAXA Special Publication (SP) にて刊行 - 主催
JAXA研究開発本部 流体グループ - 協力
航空宇宙のための分子センサー研究会
参加ご希望の方は
(1)参加のみ
(2)参加+ポスター発表
に加え、懇親会参加希望の有無を下記登録先あてにメールにてご連絡ください。
また、(2)をご希望の方は、ポスターのタイトル、発表予定者、要約(400文字以内)を合わせてご連絡ください。
締め切りは平成20年9月19日(金)です。
要約を審査の上、ポスター要項を平成20年9月24日(水)までに事務局よりお送りします。
登録及び問い合わせ先
JAXA研究開発本部 流体グループ
「学際領域における分子イメージングフォーラム」事務局 大久保 advmeas@chofu.jaxa.jp