気象情報技術

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2018年7月6日

実運用開始から約1年――空港低層風情報(ALWIN)の研究開発が日本航空技術協会「会長賞」を受賞

JAXAと気象庁が共同で開発し、昨年4月から羽田空港(東京国際空港)と成田国際空港で実運用されている空港低層風情報「ALWIN(Airport Low-level Wind INformation)」が、この度、日本航空技術協会「会長賞」を受賞しました。
ALWINは、航空機の着陸経路上における風の状態―風向、風速、ウインドシアや乱気流などをリアルタイムで詳細かつ正確に把握し、その情報を画像やテキストデータで「見える化」しパイロットを始めとする運航関係者に提供するサービスです。安全な着陸や定時性向上に有用な情報として、運航会社などから高い評価をいただいており、まさに航空機運航の現場で活かされています。
また、このALWINで培った情報提供システムを応用した低コストなシステム「SOLWIN(SOdar-based Low-level Wind INformation)」の開発を進めていて、昨年から地方空港での実証試験なども行っています。

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