宇宙航空研究開発機構

調布飛行場まつり

季節外れにやってきた台風20号のおかげで大雨になった昨日。一晩明けた今日、うってかわって空はまぶしいほどに晴れわたりました。

晴天の下、研究所のお向かいの調布飛行場で、飛行場まつりが催されました。
この調布飛行場まつりは、1995年に第1回が開催され、今年で12回目を迎えます。調布飛行場のある調布市、お隣の三鷹市、府中市、それから調布飛行場と定期便で結ばれている伊豆諸島の大島町、新島村、神津島村の協力のもと、各市の文化や郷土芸能の紹介、特産品販売などが行なわれます。そして飛行場まつりならではの飛行場見学ツアーや飛行機展示も毎年大人気です。
JAXAからはMuPAL-αとεが参加しました。


昨年はMuPAL-αが仙台で改修中、MuPAL-εも実験のために北海道へ出張でしたので、参加できませんでした。今年は2機そろって参加することができました。

MuPAL-αは今回、クイズの問題になっていたようで、「これが"ドルニエ"ですか?」とたずねるお客さんが多くいらっしゃいました。


MuPAL-αもεも、鼻先から長く突き出したノーズ・ブーム(αは黄と黒、εは赤と白の部分)が目立つせいか、それについてのご質問を多くいただきます。
その他にも、「MuPAL-αは伊豆大島まで飛んでいるのですか」とたずねる方も多くいらっしゃいます。確かにMuPAL-αもドルニエ(正確にはドルニエ228-202)ですが、伊豆大島まで飛んでいるのは、新中央航空さんのドルニエ(ドルニエ228-212)たちです。


「機体の中に乗れませんか?」と毎年たずねられるのですが、それはできません。ごめんなさい。かわりと言ってはなんですが、できるだけ素敵な写真を撮っていただけるよう、スタッフは朝から苦心してMuPALたちの並べ方を工夫しています。

16:00、今年の調布飛行場祭も終了です。

蛍の光の音楽が流れるなか、MuPALたちもトーイングカーに引かれて研究所のハンガーへと戻りました。また次回、お会いしましょう。

~おまけ~ 『ドルニエ4兄弟』

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