宇宙航空研究開発機構

本日のアラスカ CAPSTONE@Merrill Field Airport

飛行番号:FLT04
飛行時間:11:45-14:10(2+30)
飛行空域:Merrill--Lake Clark--Merrill



今日は正午前からフライトです。
昨日までのフライトは、機体の機器の動作確認やパイロットの慣熟を目的としたフライトでしたが、今日からは正式な実験フライトが始まりました。


(左)見送られて出発。
(中)メリルフィールド空港の管制塔です。
(右)フライト前に燃料補給です。ここではなんと、給油は基本的にセルフサービスなのだそうです。

メリルフィールド空港から西に向かって飛びます。

アラスカらしく、地面が凍っています。氷は白色というよりも青白い色をしています。


CAPSTONE実験の目的のひとつに、ディスプレイ表示の有用性評価があります。
計器版の左にあるディスプレイがPFD(Primary Flight Display)、計器版中央にあるのがMFD(Multi Function Display)です。
PFDには3D(立体)表示のTerrain(地形表示)や他機状況が、MFDにはMap(地図)表示のTerrain(地形表示)や雲などの気象状況が表示されます。
アラスカは地形やTraffic(周辺を飛行する航空機の数)が日本のそれとは違います。このような異なる環境・状況下で、PFDやMFDを用いて飛行してもらい、パイロットにとってPFDやMFDが有用であるかどうかの評価を行います。


メリルフィールド空港に戻ってきました。左上に滑走路が見えます。今日の実験フライトは無事終了しました。

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