宇宙航空研究開発機構

本日のアラスカ CAPSTONE@Merrill Field Airport&Kenai Airport


雨の昨日とうってかわって、今日は朝から快晴。

本日のフライト予定は、メリルフィールド空港からキナイ空港までの往路はパイロットの慣熟フライトを行い、キナイ空港からメリルフィールド空港までの復路はIFRアプローチでの評価フライトを行うことになっていました。


機体の操縦や管制、空域、航法に慣れ、操縦技術を一層習得することを目的とするフライトを慣熟フライトと呼びます。


今回は特に、アラスカの空や英語での管制に慣れることが目的です。出発前にパイロットがPatrickさんから詳しい説明を受けています。


飛行番号:FLT10
飛行時間:11:25-13:05 (1+40)
飛行空域:Merrill Field Airport-Kenai Airport

飛行番号:FLT11
飛行時間:15:00-15:25 (0+25)
飛行空域:Kenai Airport --Merrill Field Airport



復路、実験用機器が不調のため、実験ミッションは中止してメリルフィールド空港に帰ってきました。
フライト終了後のデブリーフィングでは、対処について検討がなされました。機材不調が発生したとき、原因を予想できれば対処の方法もあるのですが、今のところ、思い当たる原因がありません。メンバが実験棟から引き揚げた後も、Patrickさんや整備士さんが残って作業を続けていたようです。


日本とアラスカ、考え方や対応の仕方ひとつとっても違いがあります。
お互い納得できるまで議論が続きます。

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