宇宙航空研究開発機構

MuPAL-α GPS航法実験2日目@北海道大樹町

GPS航法実験の2日目。前線が通過し、きれいに晴れました。風は強くなっていて今日は揺れそうです。


この実験では対気速度のデータを使わないので、ノーズブームを外しています。鼻のあたりが何か物足りないような。



これもバブルウィンドウから。今回設置した4つのGPS地上局のうち2つが見えます(矢印のところ)。今回はGPS地上局から機体へのデータ送信は行わず、それぞれでデータを記録して持ち帰って解析します。記録したのは、通常のGPS受信機が出力する位置や速度のデータではなく、それらを計算するもとになる、いわゆる生データです。機上にもいくつものGPS受信機を搭載して、データを記録しました。



着陸後は機体の駐機の向きが変わりました。昨日と風向きが変わったためです(航空機は風上に機首を向けて駐機します)。


予定より少ない飛行回数となってしまいましたが、明日以降はまた天気が悪くなる予報となっており、今回の実験はこれで終了としました。MuPAL-αは明日、調布に帰ります。

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