宇宙航空研究開発機構

本日のアラスカ CAPSTONE@Merrill Field Airport

フライトに向けて燃料補給中

快晴の金曜日。
金曜日のメリルフィールド空港は、航空機も人も増えてにぎやかになります。
メンバ2人が、朝からFAAに出かけていました。このCAPSTONE実験隊が今、どのような実験を実施し、どのような結果を得ているかをFAAでプレゼンするためでした。
2人少ないメンバで朝のブリーフィングをし、本日のフライトが決定しました。

飛行番号:FLT13
飛行時間:11:05-13:05 (2+00)
飛行空域:Merrill Field Airport-Kenai Airport

飛行番号:FLT14
飛行時間:15:20-17:10 (1+50)
飛行空域:Kenai Airport-Soldotna--Merrill Field Airport


午前中のFLT13では渓谷地域をフライトし、ディスプレイに表示される地形表示についてパイロットのコメントを取得しました。
午後のFLT14では、進入する空港やアプローチ方式を変えてアプローチ方式の評価フライトを行ないました。


山肌が目前に迫っています。機体のディスプレイに地形を表示し、衝突の危険がある地域をさらに強調表示することで、危険回避することが可能かどうか調査するのが実験の目的です。このような渓谷や山間部を実際に飛行できるのがアラスカ実験のメリットでもあります。

画面中央のディスプレイ表示を消した状態でのフライト。
(上の写真と比べて、ディスプレイが真っ暗になっています)
ディスプレイ表示がある場合/ない場合を比較し、有効性を評価します。


キナイ空港に一度着陸し、午後からのフライトに向けて準備をしていたところ、偶然にも日本の航空機が降りてきました。北極域環境等の調査を行なっている方々でした。


白い色が映えるキナイ空港。調査隊や記者を乗せた「あすか(朝日新聞社有機)」が、燃料補給のため着陸してきました。尾翼に日の丸が描かれています。その後、お互いの機体を紹介し合いました。

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