宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε BVI騒音計測飛行実験2日目@浦安

今日のフライト、離陸予定は朝4時半。浦安ヘリポートへの集合は3時です。深夜に移動するので実験隊は浦安ヘリポート近くに宿泊しました。それでも2時半には宿を出発しなければいけません。外に出ると星が見えていて、天気は良さそうなので一同ほっとします。
浦安へリポートに着くと最初に天候のチェックをします。近くの気象観測所のデータや衛星写真などをインターネットで取り寄せて、実験中の風や雲がどうなるかを予測します。そして実験項目、注意事項などを再確認していよいよ出発です。

暗くて分かりにくいかもしれませんが離陸前のコックピットです。窓の外には近くの建物が見えています。

機体に乗り込んでから離陸するまでに、パイロットは機体のチェック、研究員は実験機材の操作をします。コックピットの計器やスイッチにはきちんと照明がついているので、操作を間違えることはありません。実験機材は......懐中電灯で照らしながら作業しました。

上空は期待通り風が弱く、最高の実験条件でした。今回の実験では、一定の速度、姿勢を保って水平飛行や降下、旋回等をする必要があります。普段の飛行実験の時には風の乱れによって速度や姿勢が多少変化しますが、今回はピタッと一定の条件で飛行してもらうことができました。

実験が終了して着陸する頃にちょうど太陽がでてきました。

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