宇宙航空研究開発機構

航空機による大気球観測技術に関する研究支援 その1

JAXA宇宙科学研究本部が、岩手県大船渡市三陸町で実施する大気球の放球に伴い、総合技術研究本部のMuPAL-εは実験が完了して上空で切り離された気球と観測器の落下位置を確認し、捜索船、回収船及び大気球観測所本部へ状況を伝える作業を行いました。

大気球観測所に着陸のための最終進入。
正面に見えるのが大気球観測所で、現地の研究者が総出で迎えてくれました。


5/29にMuPAL-εは調布を出発し、仙台経由で場外離着陸場である三陸町吉浜の大気球観測所へ到着しました。

到着してから翌日は晴天であったものの、上層風が弱いために大気球が放球できない状態で、準備作業は継続したものの待機となりました。
そうしているうちに翌々日以降は天候が悪化したため大気球の放球は延期され、現場で休日を迎えました。

天候が悪かったこともあり、フライトが無い時は機体を養生して屋外係留を行いました。
三陸町は野生の動物が多いために、屋外係留の間は、機体損傷等の被害を防ぐために警備員さんに監視して戴きました。

カレンダー

2007年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ