宇宙航空研究開発機構

大樹町/JAXA 連携協力協定締結@大樹航空宇宙実験場

大樹航空宇宙実験場の全景。赤と白の目立つ大きな格納庫の隣に、大気球指令管制棟(写真右端)が完成しました。

JAXAはこれまで、飛行機やヘリコプタを使った実験を、北海道の大樹町で行ってきました。街なかにある空港はどうしても制約が多くなりますが、大樹町の多目的航空公園はその点、飛行実験を行いやすい環境で、1000mの滑走路があることもあり、大型飛行船や無人機の実験場所としても使われてきました。
さらに、これまで岩手県三陸町にあった宇宙科学研究本部の大気球観測所(http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/ball/index.shtml)が、同じ大樹実験場に引っ越してきました。

大樹町多目的航空公園のうち、これらのJAXAの実験施設をまとめて『大樹航空宇宙実験場(TAIKI Aerospace Research Field)』と呼ぶことになりました(http://www.aero.jaxa.jp/res/fstc/a03.html)。

そして今日2008年5月26日、大樹町とJAXAは、新たに連携協力の協定を結びました。
協定書に署名後、握手をかわす伏見大樹町長(右)と立川JAXA理事長(左)。

気球の回収支援を行うMuPAL-εもちゃっかり出席。

協定調印式の前日には、町民のみなさまを対象に講演会が行われ、JAXAがこれまで大樹町で行ってきた飛行実験や、これから先予定されている大気球実験についてご紹介しました。
25日(日)、大樹町の生涯学習センターで開かれた講演会。

協定締結の調印式のあと、小学生のみなさんによる風船の放球が行われました。この風船には、それぞれの「宇宙の夢」が書かれた短冊が付けられていました。

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