今年もこの日がやってきました。
文部科学省の定める科学技術週間にあわせて開催される、施設の一般公開です。日本全国に点在するJAXAの施設も、4月のこの時期をはじめに順次、公開されていきます(イベント開催についてはhttp://fanfun.jaxa.jp/event/をご覧ください)。ここ調布航空宇宙センターは、今日4月19日に一般公開日を迎えました。
朝、開場前のエプロンでは、飛行機たちの準備が始まりました。
MuPAL-αに続いて、クイーンエアが、
最後に、ボナンザが登場です。
ボナンザはやっぱり手押しで移動です。
MuPAL-εのいない今年は、3機での展示です。
朝10時、開場と同時にお客さんがいらっしゃいました。お天気の良かった今日、飛行機たちの白い機体が映えます。
実はボナンザ、今日が記念すべきデビューでした。
シミュレータでは、固定翼機型のFSCAT-AとFSCAT-F、回転翼機型のFSCAT-Rの3台を公開しました。
固定翼機型の2台では、操縦体験をしていただきました。
左奥の白い"箱"がFSCAT-A、手前の黒い箱がFSCAT-Fです。操縦体験には毎年たくさんのお客さんがいらしてくださいます。
FSCAT-Aでは羽田空港の滑走路への着陸を、
FSCAT-Fでは調布飛行場への着陸の操縦です。
回転翼機型のFSCAT-Rでは、操縦体験はなしにして、調布飛行場や新宿の周辺をヘリコプタで飛ぶデモ映像を流していました。
一方、エプロンでは、ボナンザと一緒にデビューを迎えたトーイングカーが人気者になっていました。
これまでは、航空機たちのそばでひっそりと停まっていたトーイングカー。でも、写真撮影をされる方が意外と(?)多くいらっしゃったので、今年は晴れて、飛行機たちと並んで展示することになりました。
トーイングカーには乗っていただくこともできます。そのせいか、飛行機たちに負けない人気ぶりでした。
お天気にも恵まれて、今年は昨年をさらに上回るたくさんのお客さんにいらしていただくことができました。
また来年もお待ちしています。
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