宇宙航空研究開発機構

MuPAL-α 小型旅客機適用技術に関する研究@石川県能登空港 その1

2009年11月9日~27日にかけて、石川県能登空港において、MuPAL-α(JA8858)の飛行試験を行いました。

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これはJAXA と三菱重工業株式会社とによる共同研究「小型旅客機適用技術に関する研究」の一環であり、ILS(Instrument Landing System、計器着陸装置)進入時における操縦性、およびTCAS(Traffic Alert Collision Avoidance System、空中衝突防止装置)作動時の回避操作における操縦性の飛行試験です。

能登空港は森にかこまれ、季節的に紅葉がとてもきれいな所でした。
能登空港のファイナル(最終進入経路)のあたりには人家がなく、低い高度の実験にも対応できる環境です。


写真の中央奥にうっすらと見えているのが、能登空港の滑走路です。
空港の北側には、オオタカのコロニーがあるそうです。

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飛行試験のあいだ、駐機場や会議室などは、空港に隣接する日本航空学園輪島校の施設を利用させていただきました。


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滑走路や駐機してあるドルニエも確認できる、とても見晴らしの良いお部屋をお借りしました。
ミーティングやフライトデータの解析など、はかどります。

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