2軸疲労試験設備

複合材料などの構造材料に2軸荷重を加え、材料の疲労特性、強度特性等を測定する設備です。十字型の平板材料試験片に直交する2組のアクチュエーターにより引張りまたは圧縮荷重を加え、異方性の強い複合材料を含めた構造材料の多軸静的及び疲労力学特性の評価を行います。この設備では、2つの荷重軸がそれぞれ独立の制御可能で、任意の荷重比率、任意の荷重波形を発生させることができ、実環境を模擬した2軸荷重下での材料特性評価が可能となります。

最大荷重 ±250kN
最大変位 ±50mm
繰返し速度範囲 0~10Hz
制御方式 荷重変位 演算フィードバック方式による電気・油圧サーボ型
加振波形 正弦波、三角波、矩形波、外部入力任意波形
完成年度 1987年度