今回の第2期CAPSTONE飛行実験でも、実験目的や内容は基本的には第1期と同じです。
- 日本ではまだ整備されていない航空用インフラ設備(データリンクや情報ネットワーク)のデータ取得
- 衛星を利用した運航方式の評価
- パイロットによるアビオニクス(コックピットディスプレイ等)の評価
18日からの第1週目は、主にコックピットディスプレイ評価のためのフライトを行います。
表示内容によってどのような影響が発生するか、前回の第1期時は予想がつかなかったために実験フライトを何度も実施しましたが、今回は第1期で得られた結果から焦点を絞り込んで臨みます。
今日は早速その1日目、午前と午後とに1回ずつ合計2回のフライトを実施しました。
こちらも久しぶりのキナイ空港。中央に滑走路、それと並行して手前に水上機用の離着水場が見えます。
飛行番号:FLT22
飛行時間:11:15-12: 50 (1+35)
飛行空域:Merrill Field Airport-Kenai Airport(w/o Landing )-Merrill Field Airport
飛行番号:FLT23
飛行時間:15:20-16: 55 (1+35)
飛行空域:Merrill Field Airport-Kenai Airport(w/o Landing )-Merrill Field Airport
今日のフライトでは、他機情報ON/OFF、Highway-in-the-skyのON/OFFを切り替えて滑走路へのアプローチを午前午後それぞれ3回ずつ行い、ワークロードの変化についてパイロットコメントを聞き取りました。
MFDに表示されている他機(黄色い矢印の先にある三角形)を、意図的に画面から消します。
同様に、PFDに表示されている経路"Highway- in-the-sky"(緑色の四角形)も消します。
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