フライトはありませんが、来週からの実験に向けてハンガーの機体では準備が着々と進められています。
機体後席に電子研の装置を積み込んで、動作確認を行います。計測機器も新たに到着しました。
実験の目的は、機体アンテナの電波強度の計測です。この計測のため、来週月曜日には実証機以外にもう1機をチャータし、空中で四方八方からの電波強度を測るフライトを行う予定です。
今日はさらに、重要な打ち合わせがありました。
このボナンザは、アラスカでの実験終了後は日本に輸送され、JAXAの実験機として日本の空を飛ぶことになっています。
外国の空を飛んでいた航空機は、日本に連れてきたとしても、すぐには日本の空を飛ぶことはできません。必ず航空局の審査を受けることになります。
今日はDAR(Designated Airworthiness Representative 米国航空局の認可を受け航空機の検査を行う人)1名が実験棟を訪問、実際に機体を前にして、審査を受けるのに必要な書類等の確認を行いました。
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