宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε ホバリングディスプレイ評価実験3日目(最終日)@大樹

今日は実験最終日。朝から快晴です。
陽射しは明るいとはいえ、上着がないとつらいほど寒くなってきました。
実験内容は、昨日に続いてHMD(Head Mounted Display)の評価です。
今日の評価パイロットにもHMDを着けてもらい、HMDに映し出される表示を見ながらホバリングをしてもらいました。

これまでは、ホバリング用画面がコックピットの計器板にはめ込まれたディスプレイに表示されていたので、パイロットは常に計器板を見ている必要がありました。
でもHMDを使用すれば、頭がどちらを向いても、常に自分の視界にホバリング用画面が表示されることになり、計器を注視している必要はなくなります。
高度や速度といった情報もHMDに表示することで、計器板を見ることなく、外を見ながら飛ぶことができると期待しています。


最後に全員で記念撮影。
最後まで少人数だったホバリングディスプレイ実験隊。お疲れさまでした。
来週からはここ大樹実験場で、また新たに別の実験が始まります。

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