大樹町での飛行実験中に、MuPAL-εの総飛行時間が1,000時間に達しました。2000年4月の運用開始以来、9年と半年での達成になります。民間の事業機はもっと早いペースで飛行しますが、JAXAの実験用航空機の場合は、実験ごとに装備品を変更したり地上で確認試験を行ったりする期間が長いので、飛行時間は毎年100~150時間程度となっています。

1,000時間達成直後、記念セレモニーとして、大樹町の滑走路上空をローパス(低空飛行)しました。地上にいる関係者は滑走路脇で手を振って迎えました。実験用ディスプレイには、記念メッセージが表示されています。
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