宇宙航空研究開発機構

クイーンエア、MuPAL-α、MuPAL-ε、3機揃い踏み@仙台空港

JAXA総研本部の飛行システム技術開発センターには、全部で3機の実験用航空機があります。
そのうちヘリコプタMuPAL-εは、8月3日に調布へ戻って以来、ヒートアイランド現象観測や後方乱気流計測を行っています。
一方、クイーンエア(Queen Air)とMuPAL-αの2機はというと、実は2機とも仙台空港に滞在中です。今回、後方乱気流計測のためにMuPAL-εが仙台空港に飛来したため、仙台にて3機が揃うこととなりました。

航空法改正に伴いMuPAL-εがELTを換装した(8/4レポート参照)のに続き、クイーンエアとMuPAL-αもこの機会にELTを換装します。
その他、クイーンエアは44年間使用した機内内装の張替えを、MuPAL-αは航空法改正によるTAWSの取り付けを行う予定です。


JAMCO仙台のハンガーで整備中のクイーンエア(左)とMuPAL-α(右)



脚をオーバーホール中のクイーンエアは、移動させるのも大掛かりでした。



MuPAL-εの左奥に、移動中のMuPAL-αの姿が見えます。

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