宇宙航空研究開発機構

初! 4機せいぞろい

正午前、吊り下げ試験を終えたMuPAL-εが名古屋出張から戻りました。午後、整備明けの領収フライトを終えたクイーンエアがハンガーに戻りました。

その結果、航空機たちが初めて、全機そろうことになりました。4機が同時にハンガーに入るのは今回が初めてです。

(左手前)MuPAL-ε、(左奥)クイーンエア、(右奥)ボナンザ、(右手前)MuPAL-α。中央にちゃっかり、トーイングカー。ハンガーから外に出ないと、4機を同時に写せなくなりました。

こちらには、MuPAL-εとクイーンエア。

こちらは、MuPAL-αとボナンザです。

4機を入れたために、ハンガーの出入り口はこんな状態に。


航空機たちの翼を避けるように作られた通路は、じぐざぐ。

このあとボナンザの位置を少し変えて、まっすぐ通れるようにコーンを並べ直しました。4機が並んだハンガーは、まるで博物館のようになりました。

2007/6/27付けレポートで、ブレード翼端の位置をキャビン内からカメラで撮影して計測する試験についてご紹介しました。この際に問題となる、飛行中の機体の変形量を計測するための地上試験を実施しました。

調布飛行場まつり

季節外れにやってきた台風20号のおかげで大雨になった昨日。一晩明けた今日、うってかわって空はまぶしいほどに晴れわたりました。

晴天の下、研究所のお向かいの調布飛行場で、飛行場まつりが催されました。
この調布飛行場まつりは、1995年に第1回が開催され、今年で12回目を迎えます。調布飛行場のある調布市、お隣の三鷹市、府中市、それから調布飛行場と定期便で結ばれている伊豆諸島の大島町、新島村、神津島村の協力のもと、各市の文化や郷土芸能の紹介、特産品販売などが行なわれます。そして飛行場まつりならではの飛行場見学ツアーや飛行機展示も毎年大人気です。
JAXAからはMuPAL-αとεが参加しました。


昨年はMuPAL-αが仙台で改修中、MuPAL-εも実験のために北海道へ出張でしたので、参加できませんでした。今年は2機そろって参加することができました。

プレス公開@ボナンザ

今日、DREAMS技術実証機として日本にやって来たボナンザが、プレスの方々に公開されました。


まず、会議室に集まっていただき、アラスカでのCAPSTONE試験の成果や今後のボナンザの運用計画をご説明しました。

今日のプレス公開には、一般紙や業界紙など計8社からご参加いただきました。

ボナンザが研究所のハンガーに到着してから約3週間、プレス公開を明日に控え、ハンガーではその準備が進められています。
主役のボナンザは、整備士さんにワックスをかけてもらってピカピカつやつやです。

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