昨日に続いて、本日も一連のデータを取得するための飛行です。後部席も昨日と同じ師弟コンビ。
カメラを構えるすぐそばで牛が水を飲んでいます(馬もいます)。もちろん、この牛や馬たちが驚かない高度を保ってMuPAL-εは飛行します。
昨日まではレーダの基礎的な部分を詳細に確認するためのデータを取っていましたが、今日は本格的に一連のデータを取るために飛行しました。後部席2名は実験主任のMさんと研究室の学生K君の師弟コンビです。
初回に続き2回目の搭乗でも仕事きっちりのK君、データコレクターの異名が付きました。
熊本でのフィールド試験で初めての、午前午後2フライトの日です。
昨日は曇りがちのお天気も、今日は雲ひとつない青い空! その青空を背景に飛ぶMuPAL-εはとてもきれいでした。
パイロットのSさんとTさん。離陸前のチェックです。
青い空を背景にしたMuPAL-ε。
対地高度200ft(60m)を水平飛行中。
昨日の熊本の空は朝から曇りでした。なぜ曇りだったか?
それは、昨日はデータ解析日でMuPAL-εが飛行する必要がなかったからです。
我らが実験主任は超晴れ男(2007年3月20日実験用航空機レポート参照)。「う~む...」というような天気予報が出ていても、彼が必要とすれば必ず晴れます。そして、その空を見て私たちは「やっぱりね」とつぶやくか、彼の顔を見てニッコリ(ニヤニヤ?)笑うのです。
さて、今日は飛行試験が予定されていた日。お天気はもちろん晴れです!
飛行前のコネクタ部チェック。こういう体勢でレーダの裏側の接続を確認します。
今日は、昨日おこなった2回目の飛行試験で取得したデータを解析する日に充てているため、MuPAL-εは格納庫の中で明日の飛行に備えます。
MuPAL-εの運航を支えるお道具たち。
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