宇宙航空研究開発機構

今日は八丈島での実験の最終日。天候も回復し、予定の4フライトのデータが取れそうです。
天気は上々、はりきって準備をします。

雲行きが怪しいですが、午前中は何とか飛べそうです。整備士は朝一番にエンジンの試運転をします。レシプロ(ピストン)エンジンの必須科目です。その間、他のメンバーは、地上装置の準備、気象情報の調査、飛行計画(フライトプラン)の提出などの準備を手分けして進めます。昨晩の停留料の支払いも忘れてはいけません。駐車料金のようなものですね。

エンジン始動!手前に見えるのは八丈島名産のアロエの花です。



羽田へ向かうエアバスA320。



「東京愛らんどシャトル」のヘリコプタが青ヶ島に向かいます。

今月は他の3機が定期検査や改造工事で整備工場に入っているので、クイーンエアが1機で頑張っています。今週は八丈島にやってきました。

1回目の実験フライトを終えて、燃料を補給中。八丈島には航空ガソリンを使う機体があまり来ないらしく、ドラム缶から給油です。

2007年の航空機たちの出番もすべて終了しました。
MuPAL-αとボナンザは仙台の整備工場に行っていて不在なので、今年はクイーンエアとMuPAL-εの2機で年越しです。

ふりかえれば昨年はMuPAL-αとεの2機で年越しでした。

そして今年も、機内にはそれぞれお護りがかけられました。


新年が明けて実験が始まるまで、少しのあいだ航空機たちもお休みです。1年間お疲れさまでした。

伊豆大島2回目の飛行です。

1回目はちょうど1週間前。先週の水・木・金そして昨日と、お天気の悪い日が続きました。超晴れ男が実験主任だというのに、これは一体どうしたことでしょう?! MuPAL-εや苦楽を共にしたメンバーとの別れを惜しむ、あの人この人の気持ちがそうさせたのかも...などと思ったりしています。

さて、回を重ねる毎に一体感が増したフィールド試験ですが、今日はいよいよ最終日。

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