宇宙航空研究開発機構

今年もこの日がやってきました。
文部科学省の定める科学技術週間にあわせて開催される、施設の一般公開です。日本全国に点在するJAXAの施設も、4月のこの時期をはじめに順次、公開されていきます(イベント開催についてはhttp://fanfun.jaxa.jp/event/をご覧ください)。ここ調布航空宇宙センターは、今日4月19日に一般公開日を迎えました。

去年の秋、SAVERHの実験でMuPAL-εが飛んだ場所のひとつに、奥多摩ヘリポートがあります。
奥多摩ヘリポートは、東京消防庁が管理し、山岳地域の捜索救難・救助救難等の災害活動の拠点になっているヘリポートです。その奥多摩ヘリポートが、JAXAシミュレータのなかに「建設」されました。

SAVERH ムービー

2008年9月~10月に行った「パイロット視覚情報支援技術」の実験をムービーにまとめました。
パイロットの視点を、ぜひ追体験してみてください。

飛行機たちの年越し

2008年の航空機たちの出番も、昨日ですべて終わりました。
今日は年末恒例、飛行機たちに注連飾りと安全祈願のお護りを飾りました。
それぞれのコクピットの様子ですが、どの写真がどの飛行機のコクピットか、分かりますか?

最初はクイーンエア。

2番目はMuPAL-αで、

最後はボナンザです。ディスプレイが2つもあって特徴的ですね。


MuPAL-εが名古屋へお里帰り(時間点検等)中なので、今年の格納庫は3機での年越しです。1年間、お疲れさまでした。

ちなみに、2008年最後に飛んだ「飛び納め」の機体は、ボナンザでした。来年の「飛び始め」はどの飛行機になるのでしょうか。

本日から来年の8月まで、MuPAL-εの大規模な点検と改修が行われます。

MuPAL-εは、2000年3月末にJAXA(当時は航空宇宙技術研究所)に導入されて以来、総飛行時間がほぼ1,000時間に達したので、導入以来はじめての大規模な点検が行われます。

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